ヘッドホン イヤーホン 好きのオイラです。

安物しか買えませんが、それぞれ個性の有る鳴り方をするので面白い。

先日、書店でこのムックを見つけて即買いました。

売れ残って、棚の隅に突っ込んであったのを見付けたんですが、何やら付録が付いている様で、異様に膨らんでいました。

その付録とは、なんとイヤーフォンでした。

それも、あの高級ブランドのファイナルオーディオデザイン社製です!

2000円でそんな凄い付録が付いてきちゃいました。

早速、聴いてみましたが、独特の鳴り方をしますが、音は今一って感じましたが、携帯プレーヤーに付けっぱなしで聴かずに鳴らしっぱなしにしてエイジングすること20時間。

いや~ビックリする位良い音に成りました。

これは付録の域を超えてます。

この音なら5000円位出しても惜しく無い。

本の方はカタログ的で期待外れでしたが、この付録だけで買ったかいが有りました。
近くの書店に無かったので、またもやAmazonのご厄介に成らねばと思っていたら、【book ・off】で105円で売ってました。
ついでに、「ストロベリーショートケイクス」と「南瓜とマヨネーズ」も買ってきました。
しめて315円でした。
お天気も良かったし、なんだか良い一日でした。

追記
家に帰ってぼんやりしていると、宅急便がやって来て、代引きの荷物を置いて行った。
5300円だった。中身は、zabadakの【ノレンワケ】コンサートのDVD。
ビデオソフトで持っているが、永久保存版として購入した物。
おかげで、財布の中身は空っぽに成った。
仕方ないので、綿棒のケースで作った500円玉貯金の貯金箱から、なんとか1枚でも引っ張り出そうと格闘すること30分。
・・・諦めました。
昨年の暮れに発売された最新号をやっと購入。

この雑誌には、ちゃんと心が籠って居る。

いろんな事を教えてくれる。

ちゃんと暮らして行く生き方を。

横道世之介

2009年12月23日 読書
ちょっと時間が掛かったが読み終えた。

主人公 横道世之介 は、何の変哲も無い何処にでもいる様な男。

そして何のドラマチックな話も無い。

でも、彼と関わった人の世界に少しの変化を与える。

否、少しでは無いのかもしれない。

彼と関わった事によって、それからの人生が大きく変わってしまったみたいだ。


なんとも味気ないが、何だか凄く残るお話。

この本はきっと手放せないな。
ついに【紅天女】を見る事が出来ました。
コアなファンの方は、何をいまさらと思うかもしれないけど、にわか【ガラかめ】ファンのオイラは、この毎月発売のワイド版でしか読んでいないので、月影千草の幻の【紅天女】の再演には感動しましたね。
それとマヤと亜弓の本当の意味での対決、お互いの魂の本音のぶつけ合いのガチンコ勝負、そして改めてお互いを認め合い勝負を誓う二人の友情に心打たれた。
でも、マヤの恋の行方は・・・。

雪山を滑る人

2009年12月13日 読書
雪山を滑る人
この写真集欲しい。

自らも滑り、数々の滑り手達の最高に瞬間を刻み込んで来た写真家 
渡辺洋一。

彼の集大成的写真集。

最高のインク 紙 製本に拘った豪華本。

彼一人では、創る ことの出来なかった最高の瞬間を共に作り上げて来たライダー達。

ここには、日本の各ジャンル( スキーヤ― テレマーカー スノーサーファー)の最高の人が出演している。

中には、知人の名も有る。びっくり!
あの人こんな凄い人だったとは・・・。

まさに芸術品。


*.もう一つのブログからの転載です。手抜きしました(汗)。

国内唯一のテレマークスキーの専門誌【SOUL SLIDE】の2010年号が発売された。

テレマーク歴10数年のオイラは、第二世代と言われる。
日本でテレマークスキーなる物を始めた、第一世代より直接教えを請うた世代。
既にベテランです 人はそう言うが、個人的にはまだまだと思っている。

思えば、テレマークのマテリアルの変化は凄いスピードで進んだ。
それに伴い、テクニックも進み、志向もいささか変化して来たように思う。
その激しい流れを体験し、時には反抗し、時には流され、今のオイラのスタイルは出来上がって来た。
オイラは、とにかく山で滑る事にこだわって来た。
ゲレンデは飽くまでも山での練習で、ゲレンデ内で完結するテクニックでは、山では通用しない事は痛いほど解っている。
今思えば、昔のチープでプアでシンプルな道具で急斜面を攻め、痛めつけられバランス勝負の泥臭いテクニックを覚えて来た気がする。
今の洗練された道具を使って覚えた世代には、恐らく信じられないシンプルなスピリッツを持ち濃い時間を過ごしてきた。
だから何もオイラ達は偉いんだぞ~何て言う気はもうとう無い。

創世記よりの流れを体験してきたオイラ達は、幸せ者なのだろう。

いくら時が流れ、いくらマテリアルが進化しようとも、テレマークがテレマークで有る限り、ヒールフリーの軽快感は変わらないだろうし、この不安定な道具が導き出すスローな時の流れは変わる事無くテレマーカーを心地良い時間に引き入れてくれるのだろう。

もうすぐ雪の季節がやって来る。
決して終わりの無い深い世界に今シーズンも挑み続ける。
個々のスタイルが出る、このマイナーなスタイルのスキーに、飽きることなく溺れて行くのだろう。

神去なあなあ日常

2009年11月26日 読書
最近読んだ本
【三浦しをん】著の【神去 なあなあ 日常】です。
珍しく、一気に一晩で読んじゃいました。
お陰で寝不足になりましたね。

横浜生まれの都会子の主人公が、高校卒業とともに、三重の山奥の神去村に、半ば強制的に送りこまれます。
本人は、何が何だか解らないうちに、林業の山仕事に従事する事に成ります。

実に読みやすい文章で、山仕事の事、むらの様子やしきたりや行事の事が興味深く描かれます。
中には、幻想的と言うかメルヘンチックというか、そんな事柄も描かれてますが、「あ~そんなのも有りかも・・・。」と思わせる魅力が神去村にはあります。

それから、何だかノスタルジーを感じてしまうんだよな~。
オイラが子供の頃、オイラの町もこんな感じだったし、川遊び、山の様子なども懐かし感じがして、「うん、そうそう」って描写が随所に会った。
こいつは面白い。
再読再読!。

うつわ日和。

2009年10月12日 読書
最近、いつも机の上に置いて眺めたり読んだりしてます。
日々の生活の中で使う、食器 器を著者が選び、紹介し、それを作る作り手(若い作家さん)の想いを伝える本。
紹介されているどの器も凝った装飾も無く、素朴な物ばかり。
作家の作る器は、使うのも憚られる様な高価な、それこそ【作品】と呼ばれる様なものもあるが、本来 器 は、日々の生活で使ってこそ価値が出てくる物。
使って行くうちにどんどん味が出て、育っていく物。
そんな当たり前の事を、再認識させてくれる本。
現在、必ず買う雑誌はこれだけ。
でも、今回は、あまり興味の無い特集なので買おうか思案中。
立ち読み、拾い読みで終るかも・・・。
価格が高いからね~。

愛読書

2009年9月24日 読書
愛読書
愛読書
今日は、CDの紹介では無くて、オイラの愛読書の紹介です。
一番読み返し、その都度感動している本は、泉 優二著の【ウインディー】シリーズです。
中でも、【チャンピオン・ライダー】です。
もう何度読み返したか解らないです。

オートバイのレースのお話です。
まだ、プライベーターが、世界GPで走っていた頃のお話。

彼らは、資金を何とかやりくりしながら、ちっちゃなモーターホームとトラックで世界中を転戦して行く。
勿論、大資本のワークスチームに比べれば、マシーンの性能差は明らか、それでも彼らは、卓越したライディングテクニックとマシン整備力そして、同じプライベーター同士の友情に支えられながら、上を目指す。
若いころの彼は、闘争心の塊の様なライダーだった。
幾度の挫折の上に徐々に、彼も、彼に関わる人たちも変わり始める。
ストイックにGPを走る彼の走り、生きざまは、多くの人を引き付け始める。
チャンピオンの真の意味と資格を、彼はその生きざまで教えてくれる。

悲劇的なラスト。
そして、彼、【杉本敬】はGPの伝説となる。

幾度読み返しても、何度も何度も涙が湧き出る。

決して一般受けする小説では無い。
専門用語が多いから、オートバイに興味が無い方には、読み辛いかも知れない。

待ってました!。

この雑誌が発売されると、徐々に気分が高揚し始めます。

果たして、今年は、満足いくパウダーランが出来るのか?。

狙っていたラインに、シュプールを残せるか?

昨年の様な状態だと、せっかくの夏のトレーニングの成果を発揮する前に、心が下向きに成っちゃいますからね。


山を滑り始めて何年経っただろう?。

ソロだとバックカントリーでのパウダーは、リスクが大き過ぎる。

でも、何時までも、何かを追い求めたい。

そこに、立った者にしか解らない事を、その瞬間を。


毎年そんな気分にさせてくれる。

打刃物職人

2009年9月13日 読書
ふらっとBook Offに寄ったらこの本を見付けた。
大工道具である鑿や鉋 鋸、その他の職人さん達が使う道具を造る鍛冶職人を紹介している。
オイラも、高校を卒業後、東京葛飾柴又の宮大工に弟子入りした。
身体を壊して、1年半程で辞めてしまったが、道具の手入れから始まって、色んな事を叩き込まれた。
現場では、そうでもなかったが、工場での材料の加工の時は休む暇などなかった。
今でこそ、部材の加工は、プレカットの下請けに依頼する大工さんが多いが、当時、もっとも専門の特殊な大工なので、使う材料も高価なものが多いので、荒仕事以外はほぼ手作業での加工だった。
オイラも、道具を一通りそろえて、ローンで支払っていた。

部材の刻みに入ると、兎に角引っ切り無しに鑿を研いだ。
それも、仕事時間に研ぎに行くと「こら!お前!道具の手入れをするために給料払ってんじゃねーぞ。そんなの休み時間に済ませとけ!」と、どやされた。当たり前の話だが、小僧にそんな頭は回らなかった。

宮大工は道具に凝る。
先輩方も、親方も、値段を聴くとびっくりする様な道具を使ってた。
綺麗に手入れされた道具は、素人目にも美しかった。
親方は、「道具も腕のうちだ。お前も良い職人に成る為には、道具を見る目を養え」と口癖のように言われた。

この本の中には、当時親方や先輩が使っていた鑿や鋸や鉋を造った職人さんも載っていた。
物を造る為に使う道具を造る職人さんの物作りへの拘りを、興味深く見た。
今でこそ、違う仕事をしてはいるが、あの短かった修行時代は、今のオイラの核と成っている。

面白かった。

2009年8月3日 読書
面白かった。
いや~面白かったっす!【武士道エイティーン】。http://bunshun.jp/pick-up/bushido18/
決して速読では無いオイラが、アッと言う間に読み切ってしまった。
今回は、香織と早苗だけの話では無く、他の登場人物のサイドストーリーが面白かった。
かえってこの短編の方が面白かったりして・・・。
はてさて、このお話に続編が有るのか?。
何となく含みを持たせた終わり方では有るが、もうこれでおしまいで良いのではないかと思う。
ベストな終わり方だと思う。

今回は、前々作の【武士道シックスティーン】が映画化されるらしく、そのキャストが 香織=成海璃子 早苗=北乃きい らしいので、頭の中で出来上がっているキャラクターのイメージと少しの違和感を感じながら読んでた。
最初の印象では、「こりゃミスキャストだな」と思っていた。
「逆でしょ」って感じ。
オイラ、きいちゃんファンなので、彼女の元気いっぱいのキャラからして、「香織役がきいちゃんでしょ」って感じだったんだけど、よくよく考えると、「早苗役も有りだな」と思える様に成って来た。
成海璃子は良く知らないので、未知数。

とにかく、映画化が楽しみ。


なぜ今。

2009年3月16日 読書
なぜか今、マンガ『ガラスの仮面』にハマってます。
こんなオヤジが少女漫画読んで居る姿はキモイかと思いますが・・・。
偶然本屋さんで安価なコミックを見付けてパラパラとめくっていたら、懐かしくなって買ってしまいました。
もう20年以上前ですが、行きつけの床屋さんで、順番待ちの時の暇つぶしに読んでいたのを思い出し手を出してしまった。
名作は色あせないですな~。