ETV特集「藤沢秀行という生き方」を観た。

オイラ、囲碁の事など全く解らないが、この無頼派と言われる彼【藤沢秀行】という人に酷く魅かれた。

飲む・打つ・買うのハチャメチャな私生活と裏腹に、盤に向かえば真剣勝負。

家族としては、酷く迷惑な人だったようだが、碁打ちの人には神様みたいな人だったらしい。

自分の人生を存分に生きた人。



羨ましいっちゃ羨ましいんだけど、器が違うね~。

誰もが出来る訳じゃない。

人の器の大きさは、授かったサイズなのだと思う。

「努力が足らん」と言われても、基準が解らない。

大きい器の人は、その器に注ぎ込めば重くなる。

小さい器を持って生れた人は、目いっぱい努力して注ぎ込んでも軽いのかも知れない。

努力しても努力しても、人一倍努力しても報われ無い人が居る。

大きい器の人から見ると、「努力が足らん」となる。

こういった凄い人を見ると、羨望と共に絶望感を感じる。

でも天才も最後まで迷っていた様だ。

晩年の彼の書「迷走」。



コメント

la vie en rose
la vie en rose
2009年12月14日12:56

とんばさん^^

昨夜、『坂の上の雲』の後の番組を見たいと思ってたのですが・・・

団鬼六の『真剣師 小池重明』という小説を読んだことがあります。
その生き様も凄くて私は感動しました。
機会があるなら是非!

とんば
2009年12月14日18:45

la vieさん^^

「小池重明」 プロをも凌ぐ実力を持った賭け将棋の棋士ですね。
以前TVで観た事有ったのですが、小説は読んだ事無いです。
今度、是非読んでみたいです。
教えて頂いてありがとうございます。^^

しかしどうして、めちゃくちゃな人生を送った人に魅かれるのでしょうね?。
憧れですかね。