あれから。

2009年10月23日 日常
まだ記憶に新しい、あの【中越地震】から、今日で5年経ちました。
震源地からそれ程離れていなかったにも関わらず、オイラの町は大した被害は有りませんでしたが、地鳴りを伴いやって来る余震に怯えながら眠れぬ夜を過ごしました。
復旧したライフラインのもと、付けたTVは被害の大きさを次々と映し出し、見慣れた景色が跡形もなくなった様子で災害の大きさを感じました。
被害の大きかった地区には、多くの知人が居り、連絡のとれない不安さから、居てもたっても居られずに、寸断された道路を、抜け道、遠回りと普段の何倍もの時間を掛けて会いに行きました。
幸いにも、彼らは、みな無事で一安心しましたが、向かう途中で見た、瓦礫と化した家屋、浮き上がったマンホール、崩れた道路。本当に信じられない光景でした。
そんな中、感動したのが、各地からやって来てくれたボランティアの方々の献身的な活動でした。
本当に頭の下がる思いでした。
人は、ここまで優しくなれるのかと、世知辛い世の中で、あかの他人の為に、埃まみれに無って働いて下さっている姿には心打たれました。
老齢人口が多い地域で、若い力は、被害に遭われた住民の大きな支えとなりました。
その繋がりは、5年経った今でも、続いています。
困っている人を見たら助けてあげる、当たり前の事かも知れませんがなかなか出来ない事です。

皆が手を差し伸べ会っていけたら、大きな視点で見ると国家間の諍いも無くなるのにと思います。

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