バイバイ。

雨男の故人らしく通夜の晩も雨降り。
生前の人柄で、式場に入り切れないほどの参列者。
最近は、疎遠になってしまった仲間との久しぶりの再会で、「何もこんな形で集めなくても良いのにね〜」と皆で苦笑い。
懐かしい顔ぶれに、昔話の花が咲く。

まるで眠っているかのような最後の顔を覗き込むと、こみあげて来る。
自然と眼が濡れる。
つまらんオヤジギャグは聞けないのだな〜。
酒の飲み方も教わりたかったのにな〜。
バイバイ、あん様。
また会う日まで。
俺がそっちに行ったら、また遊んでくださいな！。

しかし、さいごまで人騒がせなオヤジだ（涙）。