5月5日の日記

2008年5月5日
いつも休みの日には、ふらふらと彷徨い歩いていたので、何もしない休日は手持無沙汰で何をして良いか解らない。

ザックの中には、何時でも何所へでも出かけられるように準備は出来ている。
知らない山を滑りたい。
気ままな一人旅。
旅のお供は、スキーとザックと影だけ。
星を眺めて飲めない酒をあおり、懸命にFMの電波を探し、ヘッドランプの明かりでいつもの本を読む。
山に持っていく本は、なぜかいつもこの本。
月が出て地上を照らす。
町で見る月と同じはずなのに、山の月は明るい。
寝ぼけ眼で薄いナイロンの空間から顔を出すと、残雪が青白く輝く。
あ〜旅に出たい。
独りがいい。
俺は、そうゆう風に出来ている。

家でゴロゴロしていたら、親父から「壁板の隙間からモズが入り込むようだから見てくれ」と言われる。
梯子を持ち出し様子をうかがう。
なるほど、隙間の奥に巣らしきものが見える、卵は無いようだ。
申し訳ないが、塞がせてもらうよ。
適当な板きれを持って来て釘で打ち付ける。
「これでよいか」と聞いたら「良い」と言うのでまたゴロゴロモード。

昼になった。
「お昼はどうする〜」と聞いてくれる人はもういない。
お気に入りのラーメン屋さんは、客入りが悪く閉めてしまったので、行き場を失った。
連休で混んだ処で、少し並んで腹を膨らます。

出たついでに、また玉突き。
最近、入れの感覚が戻りつつある、伊達公子もカムバックした事だし、オイラも復帰しようかな。 

なんだか少しだけ勇気を貰った。
彼女は、若手の尻を叩くと共に、我々同世代の尻も叩いてくれた。

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