原点回帰？。

最近　テレマーク界でも密かに原点回帰が進んでいるようだ。
テレ人関係の　ブログ　HPなどにお邪魔したりしていると　細板　皮靴　に関する記事　意見等に出くわす事が多く成った。

メーカーの思惑かユーザーの要望かは解らないが　テレマークスキーの用具の進化は急速に進んで居る。
その事によって　アルペンからの転向組や新ユーザーの取り込みによりテレ人口は確実に増えつつ有る。
最近のメディアは　テレのハイスピードパウダーランや高速カービングのショットばかりを掲載する傾向に有る様だが　テレの世界はもっと多様で　いいかげんな世界だと思っている。
思うにテレ人は　自虐的な所が有り　あえて不安定な道具で限界に挑みそして挑んで居る姿を見て貰いたいと思っているようだ。
オイラもその傾向が有る。

そんな中　ハードに成って行くテレ道具に　疑問を持ち始めた方も多くなって来たようだ。
ゲレンデでも最近　最新の用具で身を固めカッ飛んで行くテレマーカーを横目に　細板　皮靴でゆったりと滑るテレ人を見かける様に成った。
別に　クラシックの道具に固執している訳でもない様だが　多様なテレの世界の一つの愉しみ方なのであろう。

オイラの始めた頃は　選択肢など無く　細板　皮靴で　さんざん苦労をして滑りを覚え　山々を駆け回った。
そして　道具の進化とともに新たな愉しみや（パウダー　ハイスピ−ドランなど）　よりハードな斜面への挑戦へと指向が向いてきた。
今現在　あえて散々痛い目に有ったクラシックスタイルで滑ろうとは思わないが　いつ志向の変化が起こらないとは限らないので　その時の為に道具の手入れは怠らない様にしている。