漂う香り。

2007年10月10日
巷に金木犀の香る時季。

この香り 遥か彼方の足跡

大都会を夢見た田舎の少年

行きたくも無い組織の中に潜り込む事で切符を手に入れようと試みた

「わたくし 生まれも育ちも・・・」

国民的下町のヒーローのおひざ元

兄貴のお下がりの学ランをナビカセ赤い電車に乗って面接へ

金木犀の香り漂う

「何故 わが社に?」

「大きな町に来たかったからです」

「はは いいね」

てな訳で 合格 何がいいのやら いまだに?

嬉しいのやら 悲しいのやら その前に卒業できるの?

西郷さんは仁王立ち 犬は何故か悲しそう

オイラもなぜか仁王立ち 心は何故か悲しそう

はるか昔の高い青空

今日も高い青空

コメント